お知らせ
小水力発電による中国地方のセブン-イレブン店舗への電力供給が決定
~永金発電所を起点に小水力発電所の価値創造へ~
当社は、この度、当社が保有する小水力発電所「永金(えいかね)発電所」における発電電力の全量を中国電力株式会社(本社:広島県広島市 代表取締役社長執行役員:中川賢剛、以下「中国電力」)へ供給し、中国電力が小売電気事業者として、永金発電所の発電電力を株式会社セブン-イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:阿久津知洋、以下「セブン-イレブン」)が展開する中国地方のセブン-イレブン店舗へ供給することとなりました。
当社は、2022年10月にひろしま農業協同組合(旧 庄原農業協同組合)より広島県庄原市にある永金発電所の譲渡を受けました。当発電所は老朽化ならびに2018年の西日本豪雨により現在停止中で、2027年3月の運転・供給開始に向け全面改修中です。
セブン-イレブン プレスリリースURL:
https://www.sej.co.jp/company/news_release/news/2025/202511041100.html
中国電力 プレスリリースURL:
https://www.energia.co.jp/assets/press/2025/p20251104-1.pdf
明電舎 プレスリリースURL:
https://www.meidensha.co.jp/news/news_03/news_03_01/1261162_10499.html
小水力発電は、日本各地に適地があり、純国産の製品で構成可能な日本の風土に合った最古の再生可能エネルギーですが、課題も多く廃止されていく発電所も少なくありません。
大規模再エネ発電と大規模需要家をつなぐ再エネ供給方法は確立されつつありますが、小規模分散電源と小規模需要家を結ぶには多くのハードルがあり、困難なのが実情です。
永金発電所は創業者の織田史郎※1が開発に尽力した中国地方の小水力発電所の一つです。我々は創業者の意思を継承し、必ず課題を解決して発電所を守り抜くという強い決意のもと、この取り組みに尽力してまいります。
この取組みを通し、「環境意識の高い電力需要家」、「バランシンググループを持つ地域の電力会社」、「持続可能な発電事業者」が三位一体となり、地域に貢献いたします。
当社は2つの企業理念※2に基づき、水を愛し、小さな水資源を有効活用し地域に貢献することで豊かな社会を築ける企業を目指してまいります。
※1 織田史郎(イームル魂の伝承)
※2 イームル工業では2つの企業理念とは、「私たちは、水を愛し、無限の水エネルギーを利用して、かけがえのない地球環境を守り、豊かな社会を築きます。」、「私たちは、小さな水資源を有効活用し、電気エネルギーを作り出す技術で、地域の発展に貢献する企業を目指します。」の2つの企業理念を掲げています。
<永金発電所全体図>

