企画部・営業グループ
売上・受注・請求・入金管理業務担当

中本　善子（なかもと　よしこ）

企画部・企画総務グループ
経理・経営企画業務担当

下田　優子（しもだ　ゆうこ）

当社では、職員のプライベートの充実と女性の働き方改善のため、産前産後休業（産休）や育児休業制度（育休）・育児短時間勤務制度を設けております。
実際に制度を利用した下田さんと中本さんにお話を聞きました。

育休制度を取得する際のエピソードや感じたこと

育休制度を取得する際のエピソードや感じたこと

お二人はそれぞれ、産休・育休を
どのくらいの期間取得されましたか。

下田さん

私は高校卒業後に入社して以来、ずっとこの会社で働き続けています。その間、3人の子どもに恵まれて、そのたびに産休と育休をいただきました。3回とも、約１年を出産と育児にあてることができました。

中本さん

私は子どもは一人で、下田さんと同じく１年ちょっといただきました。子どもは今高校生なので、産休・育休を取得したのは17年ほど前のことになりますが、その頃が社員の中でも出産ラッシュでした。前例もあったし、休みを取りやすい雰囲気でもありました。

仕事の引き継ぎなどで、会社のサポート力を感じたことはありましたか。

下田さん

第２子まではスムーズに仕事を引き継ぐことができましたが、自分の勤務年数が上がるにつれて仕事内容も複雑になって、第３子のときは引き継ぎきれなかった部分もありました。休み中に連絡を取り合うことも何回かありましたが、仕事が止まることのないように周りがサポートしてくれました。

中本さん

私のときはちょうど人手が足りなかったこともあり、自分の仕事を違う部署の人に引き継いでもらいました。普段の業務内容と異なる内容にもかかわらず引き受けてくださったのは大変ありがたかったし、部署をこえてのサポート体制に安心したのを覚えています。

育休取得期間、または復職の際にあってよかったと感じた制度

産休・育休を取得する際に、あってよかった制度はありましたか。

下田さん

出産手当金を会社からいただけるのは大きかったです。産前・産後各６週間は特別有給休暇扱いとなり、会社から給与の全額を支給してもらえたのはありがたかったです。今は成長してママになっている第１子の頃からあった制度で、とても助かりました。

中本さん

従業員への意識アンケートというのがあって、それに働き方についての要望を会社に伝えることができるようになっています。子どもの送り迎えに合わせた柔軟な勤務時間についても、今後も対応していくようになると思います。

復職した際にあってよかった制度や会社の対応はありましたか。

中本さん

制度ではないのですが、私は産休・育休前に総務に部署異動したばかりだったのですが、復職後はより慣れている異動前の部署に配属してもらいました。負担が減るようにとの配慮で、実際にとても助かりました。

下田さん

私も、より負担の少ない部署に配属してもらいました。こちらから相談せずとも、会社から従業員一人一人に合った勤務体制を考えてもらえるのは、ありがたいですね。

仕事と子育てを両立において苦労する点や工夫、活用した制度

仕事と子育ての両立で大変だったことは何ですか。また、どんな工夫をされましたか。

中本さん

やはり、時間ですね。私は家が遠いので、保育園の送迎に苦労しました。子どもが小学校に上がると、ママ友に協力してもらって、学童保育のお迎えに行ってもらうこともありました。

下田さん

第３子のときは業務をたくさん持っていて、仕事との兼ね合いは特に大変でした。そんな時に助けになったのは、家族の協力ですね。そのおかげで、仕事も子育ても続けて来られたんだと思います。

読者へのメッセージ

今後、産休・育休を取得する職員へのメッセージをお願いします。

下田さん

今は昔と比べて国の制度も充実してきたし、働き方も改善しています。当社も国の制度に沿う形で産休・育休の制度を更新しています。近頃は若い世代の従業員も増え、新たに産休・育休の制度が必要になるタイミングも出てくるかと思います。そんな時に、後輩たちが安心して子育てできるように、経験者である私たちが支えていきたいですね。

中本さん

昔に比べて、女性社員も増えました。会社は女性の働き方や環境にも積極的に配慮してくれています。それに私たちのような経験者もいるので、仕事でも子育てでも、サポートできることはあると思います。私たちは仕事と子育ての両立でひと通り苦労してきたので、その苦しみに共感することもできますし（笑）。私たちが産休・育休を取った時に支えてもらった分、これから制度を活用する後輩たちを応援していきたいです。